認知症患者と家族の接し方

認知症の方の家族は、認知症についての知識をある程度知っておく必要があります。

それは何も、自宅介護をする人だけに限った話ではありません。
施設に認知症の方を預ける場合でも、家族として接する場面はありますので、
認知症について良く知り、認知症患者との接し方などに注意する必要があります。

認知症いついては物忘れというイメージが強いでしょう。
あくまでそれは認知症の症状の一つにすぎません。

しかし、家族の顔や名前を忘れてしまうため、家族にとっては少々辛いものがあるでしょう。
そのようなことをあらかじめ覚悟しておくことも大切でしょう。
家族の方が認知症患者と接する場合は、相手はこちらのことを知らない、
初対面くらいに思っていた方が良いでしょう。

実際に、症状が進んだ認知症患者の方にとっては、例えば家族でもただの他人にしか見えません。
まずはあいさつから始め、世間話などをしていくのがいいでしょう。

また、認知症患者は気分的に不安定であり、それが言動に現れることもすくなくありません。
そのような場面での、家族の方の接し方としては、怒ったり注意したりするのではなく、
肯定的な言葉をかけるか、話題を変えて注意を逸らすことが大切です。
無意味な興奮や混乱を避けるように接するのが基本なのです。

また、認知症の特徴として、昔のことはよく覚えていることがあります。
したがって、家族の方ならば、自分や患者の昔話や思い出話をしてあげるのが良い接し方です。
思い出話をしているうちに、一時的にですが、急に家族のことを思い出すことも少なくありません。

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